日本歌人クラブは、第二次大戦終了後まもない、１９４８年（昭和２３年）９月に発足しました。日本で最大規模をもつ歌人の親睦団体で、最も古い歴史を持っています。 ucla-ogawa-lab.org

歌人団体として、戦後「歌人による自主的な団体の創設」が要求され、その結果「日本歌人クラブ」が組織されました。日本歌人クラブは、歌人たちと親睦・交流しています。結社に入っていなくても実作者すべての方にお入りいただけます。

歌人とは、広く短歌の実作者を指します。
一口に短歌といっても、口語短歌、分かち書き、新仮名使用、など様々な主張があり、また、それぞれの文学的主張を掲げる多数の結社もあります。

日本歌人クラブは、短歌の実作者を等しく受け入れる団体であり、歌人すべての共通の利益を守ることを目標としています。

１９９８年（平成１０年）は歌人クラブの発足５０周年（半世紀！）の意義ある年でした。全国４ヶ所で近代短歌歌人展を開催、また記念講演会を開きました。展示では、近現代短歌史上傑出した歌人の墨蹟や歌集歌書などを展示をし大変好評でした。２００２年（平成１５年）は発足５５周年に当りましたので、東京をはじめ九州地域ブロックなどで、講演会や親睦会が計画されていました。どの会も地域をあげての盛会でした。 そしてあと3年で創立六十周年を迎えます。そのことを念頭において、種々の事業も計画し、会の充実を図りたいと思います。会員の方々のご意見をお待ちしています。